妊婦健診について

当院には、入院設備がないため分娩には対応しておりませんが、妊婦健診は行っております。妊婦健診は、お腹の赤ちゃんとお母さん自身の健康を保つためにも重要です。妊婦健診をご希望される場合は、お電話(03-3731-2122)にてご予約ください。インターネットでのご予約は受け付けておりませんので、ご注意ください。
持病(基礎疾患)や合併症等で、当院で妊婦健診を受けるのが難しいと判断した場合は、連携先の医療機関へご紹介します。予めご了承ください。当院では、セミオープンシステム(通常の妊婦健診は近くのクリニックで受診し、出産や緊急の際は分娩施設を受診する)を行っています。
なお、下記の連携病院以外での出産を希望する妊婦さんの妊婦健診も行っています。
対応可能な
セミオープンシステム
連携病院
- 都立荏原病院
持ち物
「妊娠健康診査受診票」に必要事項をご記入していただき、妊婦健診時に必ずお持ちください。妊娠健康診査受診票は、妊娠届出書を太田区役所に提出することで交付されます。
※東京都、川崎市、横浜市在住(住民票のある)方は、当院で妊娠健康診査受診票を利用して妊婦健診を受けていただけます。自己負担が発生しますのでご了承ください。
費用
妊婦健診の費用は全額自己負担です。
東京都では、検査費用の一部を助成する制度を実施しているため、ご確認ください。
受診料
初診料 | 2,700円 |
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再診料 | 1,250円 |
妊娠判以降の各検査料金
妊娠判定 | 1,800円 |
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妊娠初回エコー | 9,000円 |
妊娠初回エコースポット | 16,000円 |
クアトロ検査 | 28,500円 |
RH-グロブリン注射 | 25,000円 |
診断書等の料金
母子健康管理カード | 2,500円 |
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妊娠診断書 | 4,000円 |
妊娠判以降の各紹介料金
AUS紹介状+エコー | 4,500円 |
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紹介状 | 4,500円 |
妊婦紹介状英文 初期 | 8,200円 |
妊婦紹介状英文中期 | 11,000円 |
妊婦健診のスケジュール
妊娠満23週まで(4週間に1回)
妊娠5~6週
超音波検査によって、妊娠初期に子宮内膜に受精卵が着床して形成される赤ちゃんを包む袋(胎のう)があるかを確認します。
妊娠7~8週
超音波検査によって、胎のうの中にいる赤ちゃん(胎芽)の心拍を確認します。
妊娠9~10週
頭からお尻までの長さ(胎芽の頭殿長)が測れるようになります。この頃に出産予定日が確定します。分娩施設に分娩予約をしましょう。
妊娠12週以降
定期的な妊婦健診(体重・血圧・尿・むくみの有無など)が始まります。
妊娠満24週から35週まで(2週間に1回)
※当院での妊婦健診はこの時期までになります。
胎児3D/4Dエコー

胎児3D/4Dエコーとは赤ちゃんの様子を動画で撮影できる検査です。
他院で通院されていても撮影できます。当院の胎児3D/4Dエコーは、他院で妊4D婦健診を受けられていらっしゃる患者様でも撮影可能です。
胎児3D/4Dエコー撮影を行われた患者様には、検査後に赤ちゃんの映像(動画)を保存したUSBメモリをプレゼントします。ご自宅のパソコンで再生可能です。
どんな写真が撮れるの?
赤ちゃんの笑っている表情や口を開けているところ、手のしぐさまではっきりと見えます。
15週~19週
まだ赤ちゃんは痩せていますが、頭から足まで全身が映ります。患者様からは「わかりやすくてかわいい」と評判です。
25週~30週
赤ちゃんのお顔が良く見えるので、一般的には最適な週数といわれています。
胎児3D/4D胎児エコー
価格表
技師による撮影
- お腹の赤ちゃんと記念撮影を行っていただきます。
- 当日は静止画のプリント(白黒)と撮影時の動画映像をお渡しします。
- 記録用USB代は、下記価格の中に含まれます。
技師によるエコー撮影 価格
3D・4D超音波 当院で妊婦健診を受診されている患者様 |
7,700円+税 |
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3D・4D超音波 他院で妊婦健診を受診されている方 |
9,500円+税 |
双児の場合 ※お電話にてご相談ください。 |
上記の価格にプラス1,500円+税 |
よくあるご質問
2Dと3Dエコーの違いはなんですか?
詳しい仕組みは割愛しますが、2Dでは白黒の平面写真しか撮影できませんが、3Dでは赤ちゃんの体の表面を立体化し、カラーで撮影することができます。
注意事項
- 「胎児3D/4Dエコー」をご希望で双胎(ふたご)品胎(みつご)の方は、撮影可能かどうか直接電話にてご確認ください。
- 週数(妊娠30週前後以上)や赤ちゃんの位置によっては、お顔など十分に撮影できないことがあることをあらかじめご了承ください。
- あくまでも赤ちゃんの様子を立体的にコンピューターが作った画像で楽しむものであり、胎児の異常や性別をみるために行ってはおりません。
クアトロテスト
クアトロテストとは、母体の血液中になる胎児や胎盤の4つの成分を測定することで、胎児に21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、無脳症などの開放性神経管奇形である確立を算出するスクリーニングテストです。クアトロテストは確定診断検査である羊水検査や、より正確な情報を得るために画像診断を行う必要性があるかを考慮する判断材料の1つとなります。
注意点
クアトロテストは、35歳未満の方が受けても、陽性率が5%となり、陰性の可能性が高いですが、35歳以上の方になると、年齢に応じて陽性になる可能性が高くなります。
- 35~39歳の方では約18%
- 40歳以上の方では約40%
上記の方が陽性になります。ただし、陽性の結果が出ても実際には病気がない場合も多く、診断を確定させるには羊水検査等の追加検査が必要になります。
検査推奨時期
クアトロテストの検査推奨時期は、妊娠15週0日から16週頃までです。クアトロテスト自体は、妊娠21週6日までは検査を受けることが可能ですが、クアトロテストの結果が出た後に羊水検査を実施するためには、16週頃までに検査を受けることが望ましいです。17週以降でクアトロテストを実施した場合は、クアトロテストの結果は得られますが、結果が陽性の場合に羊水検査を実施しても、羊水検査の結果がわかるころには、21週6日(母体保護法によって定められた期間)を超えてしまい、妊娠の中断(中絶)ができなくなる可能性があります。
料金
クアトロテスト(診察代込み) | 28,500円 |
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