内科について

当院の内科では、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、脳血管障害・脳卒中、心臓病、高尿酸血症)、動脈硬化などの診断や治療、管理を行います。甲状腺疾患、糖尿病は東邦大学大森病院内分泌センターの医師の診察日(毎週水曜日午後)があります。そのほか、発熱や咳、風邪、のどの痛み、扁桃腺炎、気管支炎、気管支喘息、肺炎、インフルエンザや新型コロナ感染症などの呼吸器疾患、腹痛、下痢、便秘などの消化器疾患、花粉症などのアレルギー疾患そのほか、頭痛、めまい貧血、倦怠感(だるさ)倦怠感などの体の不調など幅広く診療します。隔離室がありますので、感染症が流行る時期でも安心して受診していただけます。
当院では、お悩みの症状や生活習慣などをしっかりと伺い(問診)をし、患者さんの情報を整理し、診断に必要な検査を行います。どこに受診したらよいかわからないとき、まずは当院の内科にご相談ください。臨床経験豊富な総合内科専門医が女性医師の視点から丁寧に症状をうかがい、どんな検査が必要か、検査結果説明などできるだけわかりやすくお話しさせていただきます。何となく体調が悪いけど原因がわからない場合や、大学病院の通院が大変になってきた場合など、かかりつけ医として、お気軽にご相談ください。
また、健康診断、特定健診、就職前、雇用時、入職時健康診断も行っております。
当院で診察を行っている
主な症状
- 風邪の症状(発熱、のどの痛み、咳、たん、鼻水、関節の痛み など)
- お腹の調子が悪い(腹痛、お腹の張り、便秘下痢 など)
- 吐き気、嘔吐、胸やけ、食欲不振
- 胸痛、圧迫感
- 頭痛
- 動悸、立ちくらみ、息切れ、だるさ
- 足のむくみ
- 膀胱炎などのお小水(排尿時)のトラブル(残尿感、頻尿、血が混じる など)
など
生活習慣病
日常の運動不足や飲酒・喫煙、不健康な生活習慣が原因で、生活習慣病が発症することがあります。代表的な生活習慣病には、糖尿病、高血圧症、脂質異常症(旧称:高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などがあり、これらは動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞といった深刻な合併症のリスクを高める要因となります。生活習慣病の予防や進行を食い止めるためには、日々の生活習慣の見直しやお薬の治療が必要です。患者さんの生活スタイルに合わせて生活習慣の見直し一緒に計画を経てましょう。
当院では、生活習慣病の診察は30年の臨床経験豊富な総合内科専門医が担当します。糖尿病については、東邦大学大森病院内分泌センター所属医師(毎週水曜午後)が専門的な診療を行います。悩まずにまずはお気軽にご相談ください。
花粉症外来
花粉症外来とは、花粉症の検査や治療を行う診療科です。花粉は春、夏、秋に飛散します。季節ごとに花粉症の原因(アレルゲン)が違います。当院では花粉、ハウスダスト、カビ、食べ物などのアレルギー検査(採血)ができます。また花粉花粉症だと思ったらアレルギーの原因物質『アレルゲン』は花粉ではなかった。これはよくあることです。まずはアレルギー検査(採血)でアレルギーの原因を調べましょう。
春のスギ花粉症は花粉が飛散する前の1月末頃からアレルギー薬の内服を開始することで症状を抑えることができます。花粉症の疑いがある場合は、花粉が飛散する前に受診するのがおすすめです。
また、花粉が飛散する時期に咳がでたり、顔がかゆくなったり、赤くなったりすることがあります。当院では総合内科専門医がこれらの症状も診療します。いずれにしても症状ができないとき、軽いときのほうが治療の効果がでます。お早目の受診をお待ちしています。
発熱外来
発熱外来とは、発熱を伴うのどの痛みや鼻水などの風邪のような症状の検査や治療を行う診療科です。当院の発熱外来では、医師の判断で新型コロナウイルスやインフルエンザなどの抗原検査も行っております。もちろん、検査が陰性でもつらい症状にあわせてお薬の処方もしています。当院では15歳以上の診察が可能です。隔離室を準備していますので安心して受診してください。
ご希望の場合はお電話でご相談ください。
更年期外来
女性は個人差はありますが30代後半から卵巣から女性ホルモン(エストロゲン)の分泌がだんだん少なくなります。そして、平均して50歳前後で閉経を迎えますが、その前後の45~55才くらいを一般に更年期と呼んでいます。このホルモンの変化に体がついていけずに起こるのが「更年期障害」と呼ばれる不調です。
症状としては、自律神経失調症状(のぼせ・ほてり・発汗・寒気・冷え症・動悸・胸痛・息苦しさ・疲れやすい・頭痛・肩こり・めまいなど)精神症状(イライラ・怒りっぽい・情緒不安定・抑うつ気分など)腰痛・関節痛・嘔気・食欲不振・皮膚の乾燥感やかゆみ・外陰部の不快感などさまざまな症状が起こります。しかし、これらの症状は更年期によるものとは限りません。更年期ではなく内科の病気や精神科の病気がだったり、更年期と他の病気が同時に起こっていたりします。更年期障害ときめつけず、その症状に他の病気が隠れていないかを否定することがとても大切です。
代表的な病気としては、甲状腺疾患などの内分泌疾患、循環器疾患や貧血、悪性腫瘍、うつ病などあげられますが、その病態はさまざまです。
当院での更年期障害の治療
当院では、更年期のご相談はまずは「内科」で診療します。
理由としては、個人差はあるものの更年期は45歳~55歳前後の時期をいい、この時期はからだの変化、家庭、職場環境、精神的な要因などさまざまな要因による体調不良がでてきます。生活習慣病やそのほかさまざまな内科や自律神経の病気も見逃せません。
このように更年期の期間の病気は多岐にわたるため、当院の更年期外来は開業以来婦人科の診療に携わり、婦人科・内科の臨床経験豊富な総合内科専門医が行います。症状や検査結果により、婦人科による治療が必要と判断した場合は、婦人科専門医に引き継ぎますのでご安心ください。
更年期症候群の治療としては、漢方、プラセンタ療法、ホルモン補充療法などスタンダードな治療のほか、マイヤーズカクテル点滴栄養療法(自費)など、ビタミンやミネラルの点滴療法も行っています。ビタミンやミネラルを補充することで片頭痛や疲労(慢性疲労症候群を含む)、うつ状態などが改善するという報告があります。ご希望があれば、マイヤーズカクテル療法などの点滴療法(自費)も行っております。体調不良を「更年期だから我慢すればいい」などと決めつけないでください。おひとりで悩まずに、まずは当院にご相談ください
予防接種

予防接種には、国や自治体が行う「定期接種」と、個人の希望により受ける「任意接種」があります。予防接種を受けることで、体内に病原体に対する抗体が作られ、感染リスクを低減し、感染した場合でも重症化のリスクを軽減する効果が期待できます。
当院では、では、毎年流行するインフルエンザの予防接種(流行前に実施)、リスクの高い方を対象とした肺炎球菌の予防接種、新型コロナワクチン、帯状疱疹ワクチン、子宮頸がん予防(HPV)ワクチン、MR(風疹麻疹)混合ワクチン、風疹ワクチン、水痘ワクチン、B型肝炎ワクチンなどの接種をおこなっております。
インフルエンザワクチン以外のワクチンはお電話でのご予約をお願いします。
各種健康診断・特定検診
健康を維持し、生活習慣病やがんなどの生活に大きな影響を与える疾患を予防・早期発見するために、定期的に健康診断を受けましょう。健康診断では、診察や各種検査を通じて健康状態を評価し、過去の検査結果と比較することで、健康管理に役立てることが可能です。
当院では、大田区特定健康診査、大田区長寿(後期高齢者)健康診査、定期健診、入職時(雇用時)、入学時健康診断のほか大田区の各種がん検診も行っています。病気の早期発見のために健康診断は定期的に受けましょう。入職時(雇用時)健康診断はお急ぎコースもあります。