TOPへ

緊急避妊ピル(アフターピル)

緊急避妊ピル(アフターピル)とは

※予約不要です。休診日はご確認ください。
(予約優先制なのでお待ち時間はご了承ください)

緊急避妊ピル(アフターピル)とは

性交中にコンドームが外れたり、破れてしまったり等の理由で避妊が十分でなかった性交渉の後に緊急的に妊娠を回避する薬です。「緊急避妊ピル」「アフターピル」「モーニングアフターピル」と呼ばれています。従来、日本には緊急避妊薬がなかったので、高用量のホルモン剤を利用した「ヤッペ法」が行われていました。

平成23(2011)年5月より、緊急避妊薬「ノルレボ錠」(レボノルゲストレル)が日本でも承認され、現在では広く処方されています。

緊急避妊ピル(アフターピル)の
服用方法

性交後72時間以内(3日以内)に内服する必要があります。早めに内服した方が、妊娠しにくいという報告があります。(24時間以内の内服だと効果が高い)避妊効果は85%程度と言われており、100%妊娠が回避できるわけではありません。次の生理がくる事を必ず確認してください。
緊急避妊ピル(アフターピル)を服用後3週間後に月経がこない時は妊娠反応検査をしましょう。

当院では避妊に失敗した性交渉後、72時間以上経過してしまった方に120時間(5日間)以内に服用すれば避妊効果のある緊急避妊ピル(エラワン)を処方しています。エラワンはウリプリスタル酸エステルを主成分とするアメリカ食品医薬局(FDA)では緊急避妊薬として承認されていますが、日本国内では未承認の緊急避妊ピルです。そのため海外製(医薬品副作用被害救済制度の非対称)です。当院では厚生省が定めた正規の医薬品輸入手続きをとっています。

緊急避妊ピル(アフターピル)の
副作用

緊急避妊ピル(アフターピル)の副作用

「ノルレボ錠」はほとんどありません。吐き気、頭痛、不正出血があらわれる事がありますが、頻度は低いです。「エラワン」は、10人に1人程度嘔気、嘔吐、頭痛、めまい、腹痛、乳房痛、疲労感が生じます。
当院では「エラワン」と一緒に制吐剤(吐き気止め)を処方しています。

注意すること

  • 「ノルレボ錠」「エラワン」を内服した後の性交渉で妊娠する場合があります。次の生理がくるのを確認するまでは性交渉はしないでください。
  • 「ノルレボ錠」は乳汁に移行しますので、授乳中の方は、内服後24時間は授乳しないでください。
  • 「エラワン」は母乳に排泄されるので、内服から7日以内の授乳は控えてください。

  • 緊急避妊ピルは望まない妊娠を防ぐ、緊急回避的な手段です。性交渉のたびに繰り返し内服するものではありません。
  • 妊娠を望まない時期は、低用量ピル(OC)の内服をおすすめします。

当院の緊急避妊ピル処方について

  • 予約なしでも処方可能です。(予約優先制・休診日にご注意ください)

  • 緊急避妊ピル(アフターピル)の処方は、医師による簡単な問診で処方できます。
    内診や検査は必要ありません。

  • 緊急避妊ピル(アフターピル)はやむを得ず緊急的に避妊を行うお薬です。継続的に避妊をご希望の場合は低用量ピル(OC)やミニピル(セラゼッタ)を内服しましょう。

もし妊娠したら

妊娠を予防できず、その後妊娠の継続を望む場合、緊急避妊法の薬剤は妊娠に悪影響にはなりません。妊娠を予防できなかった場合はご相談ください。(当院では人工妊娠中絶の処置は行っておりません。状況に応じて、連携している医療機関をご紹介いたします。)

緊急避妊ピル(アフターピル)の
料金

当クリニックではノルレボ錠の後発品(ジェネリック)を処方しております。

ノルレボ錠(後発品)
※診察代込み

8,800円
エラワン 13,000円

※医師の問診後、処方できないと判断した場合やご本人が処方を希望されない場合は診察料3,300円(税込)がかかりますので、ご了承ください。